はっと気づくと、5月も10日。
ちょっと近況でも書こうかと思います。
勤めていた会社の買収によるリストラで2月から失業中だったジル君。
1年ちょっとは失業保険がもらえるし、どうせすぐに次は見つからないだろうと先1年は失業保険もらう気満々だったわけですが、5月から新しい職場にお勤めしています。
3ヶ月の失業生活でした。
採用したいです!というお返事をもらったのは3月半ばで、ほんとは4月からでもよかったんだけど、4月は副業ですでに予定を入れてしまっていたため、お願いして5月からにしてもらった。(でないといきなり1週間お休みとかもらわないといけなかったし、その方がしばらくゆっくりできるから)
いままでの職場はうちから2キロの近場でした。(丘の上にあるうちのアパートから、坂を下ると着く)
次はジュネーブとかになるかもしれないと、そこですでに疲れていたジル君ですが、次の職場はうちから5キロ。
車で10分です。(すぐそこのバス停から直通のバスもある。バスだと9分だった(時刻表をみた))
自転車でも行ける距離ですね。
こうかくとすんなり決まったかのようですが、履歴書なんかはすごい数送りました。
失業保険を手にするためには、ノルマがあって、最低でも毎月8つの会社に応募しなきゃならないので、たいして興味がないとこでも、とりあえず数合わせに送らないといけなかったりするわけです。(でないと失業保険がもらえない)
そしてそれはリストラされることが決まった、昨年末から開始していた。
失業センターのチェックが入るので、どうみても自分のいままでの経歴などからかけ離れたようなところに送ることもできない。
なので、履歴書はもちろん応募によって手を加えるけど、大きく2つ作ってて、たいして興味ないとこには、「採ってくれるな」という願いを込めて分厚くて読みたくなくなるような履歴書を送りつけたりしていました。
もうやりたくないことを仕事にしたくないという気持ちが大きいので、失業保険が切れたら副業でおともだちと起業しようかと考えたりしていたわけですね。
失業中は、というか、リストラされることが決まった昨年末からは、毎日ありえないくらいの充実ぶりで、TVドラマや映画みたりする間もほぼないくらいの忙しさで、スケジュールがみっちり詰まっていた。
毎日予定が入りまくっていて、とにかく忙しかったです。(人と会う予定がとくに多かった)
副業の外出やお友達との打ち合わせとそれに伴うメンテで、フリーな時間がほとんどなかった。
それでも空いてるときは黙々と絵を描いたり、週末と夜はところどころゲームもしてたけど。
なんか怒濤の日々でした。
でもそんな選り好みわがままジル君にも、手を差し伸べてくれるひとがいて、無事にお仕事開始です。
書類が通って面接までいければ、ジル君のチャームできっと大丈夫だろうと話していた通り、ひとつめに面接もらったお仕事できまりました。(このお仕事の面接は2回あった)
このお仕事で採用が決まってから、なぜかバタバタと他のところからも面接のお知らせが届いた。
ひとつはなんとか行ったけど、それ以降はお断りしてた。
失業センターの担当者は、採用が決まっても、もっといい条件のとこがある場合もあるから、ぎりぎりまで就活してね、って言ってたけど、ジル君にその気はなかった。
ジル君の失業保険期間はあたしも一応お仕事を探してました。
ランチプレート(お弁当ね)の販売でもお金は稼げるんだけど、どう計算し直しても、家で作るこのスタイルでは、とても二人の生活費すべてを賄うことはできないし、外で働いた方がかんたんにお金になるから。
面接も2つ行った。
でも結局決まらなくて、まだ就活しなきゃいけないなと考えてるときにジル君のお仕事が決まったので、即効で中断。
ジル君がフルで働くならあたしは働く必要がないし、どっちかが外でフルで働くときは、もう一人は家のことをするというふうにずっとうちはしてるので、また外で働かなくてすむことになった。(ほっ)
前に応募したとこから、こないだ、ぽつりと面接のお知らせがきたけど、お断りしました。
あたしはまた、お昼のランチプレート作りでも再開しようと思ってます。
やっぱりいまのところ、これが一番たのしい。
ランチプレート作りについても、ちょっと進展があるんだけど、それはまた機会があったら書きます。
あと、失業保険について書いておきますか。
失業保険の支給額は、子供がいるかどうかなどによって異なってきます。
うちは70%でした。(子供がいれば80%)(保険をかけてる期間など、細かいこともあるのでそこはサイトを見にいってください。でもこれ以上もらえることはないです)
過去1年間の収入が基準になるんだけど、うちは80%にセーブしてたから、80%の70%…ってわけで、56%ですね。
あたしの計算では生活はなんとかできるから平気平気ってジル君には言ってたけど、正直ここまでくると、所得税は笑えるほど低いとはいえ、実際かなりきつい額です。
フルのお給料の56%ですからね、失業保険支給額。
しかも、もらってたお給料によってハンデみたいなのがあって、最初の月はフルで支給してくれないんですよ。
2週間の遅れとか、3週間の遅れとか。
遅れっていっても、その分翌月にもらえるわけじゃないので、最初の月はなんとかするしかないわけなんだけど。
あと副業や短期のお仕事など、収入があった場合は申告します。
それは失業保険から差し引かれますが、差し引かれたそのままの額ではなく、それより少し多くもらえます。
副業分と、引かれた失業保険を足したら、フルの失業保険支給額よりも多くなる。
でないと、だれも短期にせよ働こうなんて気が起こらないから当然っていえば当然なんだけど。
ジル君は新しい職場で働き始めたばかりですが、予算にゆとりのある実験的な職場なこともあって、それは毎日たのしそうなので、あたしもうれしい。
肩書きがエンジニアからサイエンティストになりました。(とくにパワーアップしたわけではない)
分野が多岐に渡りすぎているため、すべてを生かすことがとても困難なジル君に、いままでのキャリアと能力、ほぼすべてを使う場を与えてくれた貴重な職場です。
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