今年に入って、ずっとジル君にプレゼントしてあげられるといいなと思っていたもの。
お仕事20%カット。
ようは、昨年までのように、8割にセーブするっていうことです。
今年に入って、100%で働かざるを得なかったジル君。
昨年に会社からも今年になったらフルで働いてもらうから!と念を押され、仕事もたくさんあるし、学校という言い訳もなくなってしまったため、1月から100%に。
普通のサラリーマンみたいに月曜から金曜まできちんとお仕事です。
ただね。
はじめてみると、けっこうきつい。笑
残業とかまったくしないにもかかわらず、です。
これが当たり前のようにみんなやってるのは知っているし、学校があったときは平日も夕方から夜遅くまで学校に出ていたわけだから、こういうのはどうかとも思うのだけれど。
時間がない!(あたしではなく、ジル君のですよ、もちろん)
仕事にかける時間が増えるほど、ストレスも増えるし、それを抜く時間が減ってるから、その増えたストレスを緩和する時間も少ない。
なんだかジル君もちょっとしおっとなってきてるし、できれば20%カットして、平日のうち2日間の午後は前みたいにお休みにしてあげられるといいなと思ってました。
問題は、お仕事が山積みであるかないかと、あとは家計的な問題ですね。
家計は…あたしはお金にそれほど執着はしないけど、あって困るものではないので、収入が25%増えるならそれのがいい。
いろいろ計算したけど、ぐっと税金は減っても、それ以上に収入の違いが大きいから。
なので、お仕事の環境に変化がないならそのままとりあえず続けてもらおうと思ってました。
でも1月になって、プロジェクトが流れて、閑散としているらしく、ちょっと職場環境に変化あり。
しかも3月に始めるプロジェクトで忙しくなるまで、積極的にお休みをとって、あとで残業で帳尻を合わせてほしいと言われたらしい。
あとで散々残業…そんなむごいことはジル君にはさせられませんからね。
なので、この時点で「2割カットしよう!」とGOサインを出しました。
(家計的にも)いままでそれでやってきていたわけですからね。
プロジェクトが流れなくても、ジル君からはずっとカットしたいしたいと言われてたわけです。
でも、あたしは家計担当主婦として収入はあった方がいいので、してあげたいと思いながらも迷ってました。
でもプロジェクトがいまいちになった後押しを受けて、(あたしが)その気になれたので、よかったです。
これでまた平日の午後、2日間はお休みです。(2月から80%っていうことにした)
お金はあっても時間がないんじゃ、さみしいし。
そのうえ、擦り切れてしまったりしてはどうしようもない。
ジル君は、ええ、もちろん時間派です。
2割カットが決まってから、(それまでとは打って変わって)えらい上機嫌です、毎日。
いろいろ意欲的になってます。
(写真は”Stéphane Halleux”の作品”Avion”…最初の写真はそのコクピットを撮ったもの)
大いなる決断だわ。
でもとても大事なことだよね。
私も今はお金がなくて困っているから、
できれば働いて稼がなくちゃと思っているけど、
働いているときは、ほんとにつらくて、
こんなんじゃ、お金がいくらあっても使う時間もないし、
命を削っているだけだって思っていたよ。
バランスがすごく大事だと思う。
そこを上手く調整できるなら、積極的にやるのがいいと思う。
今回は仕事の状況が緊迫しなくなったのはよかったね。
日本人の職場環境じゃ、なかなか自分のペースで仕事をしたいとは言えないかもしれないけれど、社会的にそういうことが認められているのは、
ほんとにうらやましいよ。
せんべさん
命を削る…ほんとにね。
それだと元も子もない。
バランスはとても大切だとあたしも思うよ。
うちの場合、まず大切なのはどっちかが家にいること。
ジル君でもあたしでもいいんだけど、外に出て働くのは片方で、片方は家にいて(家で仕事をするにせよ)家のこと全般を引き受けること。
やっぱね、二人が出ると大変なんだわ、家のことが。
家がストレスになりかねなくなるからね。
ごはん作るのさえ、外から帰ってから疲れたからだでいらっとしちゃうこととかあるでしょう?
あたしが働いててジル君が在宅でお仕事をしながら主夫やってたときもね、帰ってきてごはんの準備ができてるわけなんだよ。したらやっぱほっとするもんね。洗濯とかそうじとか、日々の細々した家事とかも、そう時間がかからないようなものすらストレスに感じるかもしれない。
休むための週末がたまった家事に追われるとか、なっちゃう可能性があるもの。
でもね、これも人それぞれだからね。
あたしたちはできれば二人とも主婦/主夫希望だけどw
外に出てる方がいい人もいっぱいいるから。
その方が元気になる人もいるし、その方がてきぱきとエネルギッシュに毎日を送れる人もたくさんいる。
家にいるんじゃなくて。
だからそれぞれのペースがあって、それぞれのバランスがあるんだと思う。
せんべさんは外に出るのが好きそうな感じがするから、働き始めたらそれはそれでいい刺激になっていくかもしれないよ。
長時間縛られないなら、いいバランスで家事をこなしていけるかも。
スイスはね、こういうのはけっこう普通で、今回も会社からは即OKでした。
(会社としても助かったと思う。仕事が十分になかったわけだから)
60%とか50%とか40%とかで仕事をしてる人もいるよ。
あまり仕事がなくなれば、すまないが60%にしてくれとお願いされることもある。笑
40%とか、ほぼパート状態だね。正社員だけど。
また続きで書こうと思ってるけど、おかげでジル君はやたら意欲的になっていて、自炊もひとりで黙々と続けたり、ピアノも毎日弾いてます。
ピアノは気持ちに余裕がないとできないから、いい状態なのだと思う。
こんにちは。レモンさん。
ご無沙汰してます。
ワタシもすごい決断だと思いますよ。
まあまず、日本だと無理ですもんね。
仕事をセーブするっていったら( ̄ー ̄)←こんな顔されるわ。
日本は死ぬような思いする
働き方が好きなんだろうかと。
オットはそれが嫌になって
在宅自営業になりました。
ワタシも週2〜3のパートですし。
じゃないと、家が荒れるのです。
家が荒れるとココロが荒むんですよ。
ケンカも増えちゃうからね。
だから自分のおこずかい稼ぐだけ。
家事はその合間に集中してやっとく。
ジルさん、主夫もできるとは素晴らしい。
ウチのオットに爪の垢くださいw
にしても、外国の時間に関する考え方は
すっごいなあといつも思います。
日本は遅れてる…。
haniwaさん
こんにちは、ちょっとお久しぶりです。
( ̄ー ̄)…wwww
たしかにそうかもw
しかしhaniwaさんちの旦那さんの決断もなかなかできないことでありますよ。
自営というのはどんな職種にせよ、会社勤めにはないプレッシャーとか別の意味でのストレスがあります。
まあ、会社勤めのあのサラリーマン的なストレスとは別ものなので自分の中での受け止め方でそれをストレスと感じるかどうかも別問題ですね。
少なくともあたしの周りにいるジル君のお友達の自営の人たち(雇われてない人たち)(ほぼみんなソフトの開発系)は、みんな忙しそうにしてるけど、擦り切れてしまうようにはまったくみえないし、大変だといいながらも、雇われる仕事にもどる気は全然ないようです。
家が荒れる。
それもわかるわ〜。
うちも新婚当初は(おっと、遠い昔の話です)、二人とも外に出ていたのですよ。
当時はごはん作るのでも大変だったのを思い出します。
かわりばんこで夜ごはんを作ったり、買い物は帰りの早いジル君にやってもらったり、ただでさえ慣れない生活なのにね。
そこは愛の力で乗り切りましたが(若かった)、あのままずーっとあんな調子でやってたら、きっと荒んでいたと思う。
主夫はね、まだ訓練でなんとかなるかもしれません。(訓練って…犬じゃないんだけど)
主夫時代(大阪に住んでいた)は(もう10年も前のことですが)ジェイミー・オリバーの「裸のシェフ」(いやらしい番組じゃないよ、料理番組ね。”Naked Chef”っていいます)をCATVでよくみてて、そこからの料理なんかをよく作ってくれてました。男の人でも作りたくなるような意欲をもらえる番組でした。(昔DVDも買ったんだよ。注文するとき店員さんに何度も確認されてちょっと恥ずかしかった。タイトルが)
haniwaさんちはそうやってわかっててバランスがとれてるのはすばらしいと思う。
ほんとにケンカばっかじゃ、家にいるのなんてイヤになっちゃうもんね。
でも余裕がないとどうしてもちょっとのことでいらっとしちゃったりするし。
あとね、ジル君は主夫を2年間やってました。
が。
いまは完全に無能になってますw
あたし(職業:専業主婦)が家にいるのでジル君にさせる気がないっていうのが一番大きいのだけれど、時々「こんなものの場所もわかってなかったのか!」と驚くことすらあります。
いまのジル君の爪の垢に効果があるか微妙ですw